今週のお題「おかあさん」
「おかあさん」とは?
大多数の人が実母を挙げると思います。
人によっては義母や継母を挙げたり、自分自身が「おかあさん」だったり
逆に、実母を「おかあさん」だと認めていない人もいるのではないでしょうか。
私にとっての「おかあさん」
【客観的事実】
・私を出産した女性
・法律上親子関係が認められている
【主観的事実】
・愛情を持って私を育ててくれた
・料理がおいしい
・綺麗好き
・世話好き etc...
しかし、私にとっての「おかあさん」に対する認識が
他の「おかあさん」に当てはまるとは限りません。
「おかあさん」について調べてみる
《お母さん(おかあさん)とは、日本語で母親を呼ぶ最も一般的な親族呼称のひとつ。江戸時代に上方の中流階級以上で使われ始め、明治36年(1903年)に尋常小学校の教科書に採用され急速に広まった。それ以前の江戸・東京では「おっかさん」が多かった。近年では代わりにママ(中国語ピン音: māma, ロシア語: мама, 英語: mama)と呼ぶ場合も多い。おかあさんは、花街で芸妓が用いる置屋の女主人の呼称でもある。》
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とても勉強になりました。
しかし、上記説明は「おかあさん」という言葉に対する定義及び
その歴史となっています。
私は、「おかあさん」という存在そのものの定義について考えたいのです。
「おかあさん」について考えてみる
義母や継母も「おかあさん」となりうる以上
自身の生みの親や育ての親が「おかあさん」であるとは限りません。
また、犬にも猫にも魚にも生みの親はいるため
「おかあさん」が人間である必要もありません。
オスが子供を産む生き物だっていますし、
なんなら母と子で同種族である必要もないのです。
もしも生みの親・育ての親が対象となるなら
地球上の生き物すべての「おかあさん」は地球であり宇宙となります。
ところで、ウィキペディアで「母親」のページも参照した際
興味深い項目が目にとまりました。
比喩としての「母」というものです。
《何らかの事業(他国からの独立、宗教活動、重要な発明など)の創始や発展に重要な役割を果たした女性もしくは無生物を母になぞらえ「~の母」と呼ぶことがある。また、その地域においてなやみごとの相談相手になって一種のカリスマ的存在になった占い師などを「~の母」と呼ぶことがある。寮などで寮生の食事や生活全般の世話を任された女性を「寮母」と呼ぶ。王妃や皇后のことを「国母」と呼ぶことがある。》
By ウィキペディア
「母」という比喩で呼ばれている対象は、総じて偉大です。
結論
おかあさんは、すごい。
おわり。