『囁き』
という作品を読みました。
※ネタバレ注意
「XOY」とは?
「XOY(ジョイ)」と読むらしいです。
今流行りの無料漫画アプリです。
ちなみに私は、Ipadでこのサイトのアプリをダウンロードして
漫画を読んでいますが、スマホやPCでも読めるようです。
サイトのホームにログインボタンがありますが、私は会員登録をしていないので
ログインせずに読んでいます。
このサイトの運営側がどういった形で利益を得ているかはわかりませんが
合法的に無料で漫画を読むことができるサイトです。
漫画の一行あらすじ&一行感想
以下は紹介というより備忘録です。
※短編集でした(完結済)
■画家(001~003)
あらすじ
「視えるもの」を描く息子を案じた母親は…。
感想
オチがはっきりしている哀しくも優しいホラーでした。
■海に沈んだ失くし物(004)
あらすじ
漁師の父親が海から拾ってくる「失くし物」を楽しみにしていた息子だったが…。
感想
ふとした瞬間、気が付くことってあるよなぁ、と思いました。
■旅館(005~006)
あらすじ
たった一人で旅館を経営していた母親の死後、息子は旅館に戻り…。
感想
こんな旅館があったら真っ先に泊まりにいきたいと思いました。
■夜の行列(007)
あらすじ
消えた妹が帰ってくると信じて待っている姉だったが…。
感想
消えてしまった妹の好奇心の旺盛さに感情移入してしまいました。
■隣の家(008~010)
あらすじ
期間限定で海外へ行く姉夫婦の部屋で、一時的に一人暮らしをする弟だったが…。
感想
「囁き」の中では一番ホラー要素が強いと感じました。
■空間(011)
あらすじ
女の子が訳も分からず広い空間を彷徨っていると…。
感想
多解釈ができそうですが、私は「記憶喪失者の記憶の交差点」という解釈をしました。
■真夜中のひと休み(012)
あらすじ
男性が夜更けに大雨の中、車を運転していると前方に灯りが見え…。
感想
いい意味で予想を裏切る優しいホラーでした。
■霧(013)
あらすじ
「極楽川」を拝みに人々は山を訪れるが、この山は霧に覆われることが多く…。
感想
これだけ死者が出ていれば、むしろ心霊スポットして有名になる気がします。
■???(無題)(014)
あらすじ
耳飾りを作る母親の後継としてふさわしい耳飾りのデザインを考える娘だったが…。
感想
ホラー要素はありませんが、主人公とそのモデルの魅力的な関係が素敵な作品でした。
■黒の予言(015~017)
あらすじ
「神の小間使い」に選ばれると浮かび上がる黒い痣が双子の姉妹に表れるが…。
感想
個人的に好きな設定でした。双子が出てくる作品は特に神秘的でワクワクします。
■美食家(018~019)
あらすじ
少しでも口に合わないと飲み込むことすらできない少年はやがて、美食を求め…。
感想
ホラー要素はありませんが、意外にもハッピーエンドで安心しました。
■???(無題)(020~021)
あらすじ
妻を亡くした男性が、ある青年に時計の針を戻してもらうことで過去に戻るが…。
感想
ブラックエンドでしたが好きな話でした。シリーズ化して欲しいです。
■耳鳴り(022)
あらすじ
少女が耳を塞ぐと声が聞こえたため、必死でその声に耳を傾けるが…。
感想
胸が苦しくなる話でした。少女の母親が理解のあるいいお母さんでした。
■???(無題)(023)
あらすじ
母親の期待に応える為、一所懸命に勉強を頑張る娘だったが…。
感想
ホラー要素はありませんが、娘に対する母の愛を描いた、ある意味怖い話でした。
■かくれんぼ(024)
あらすじ
少年がいつも遊んでいる友人たちと「かくれんぼ」をすることになるが…。
感想
怖い話が好きな人にとって定形的な「意味が分かるとコワイ話」でした。
作品を通しての感想
短編集だったので、1日1~2本のペースで就寝前に読んでいました。
恐怖に震えるような作品ではないため、
ファンタスティックホラーという方がピッタリくる気がします。
センスの良い色彩がきれいな絵にマッチしていて素敵な作品ばかりでした。
おわり。