【マンガ感想】お風呂の神様【XOY】

『お風呂の神様』

という作品を読みました。

※ネタバレ注意

 

「XOY」について

 


「XOY(ジョイ)」と読むらしいです。

今流行りの無料漫画アプリです。

登録せずとも読めるため、割とおすすめです。 

 

漫画のあらすじ&感想

 

以下、備忘録です。 

 

あらすじ

野原池輝(22歳)は、就職先が決まらないままに専門学校を卒業し

借金を重ねて生活をしていた。ある日、とうとう闇金に手を出した池輝は

借金取りに追われている途中、銭湯へ逃げ込み湯船で謎の老人と出会う。

謎の老人は池輝の手を見て何かを確信し、自分にアカスリをして欲しい旨を

池輝に頼む。渋々引き受けた池輝が老人のアカスリをしたところ、

老人はその擦られ心地の良さに衝撃を覚え、池輝の借金の肩代わりを申し出る。

そして、借金の肩代わり且つ当面の生活費を保証する代わりに

最高のアカスラーを決めるA-1グランプリへ出るよう池輝に要求する。

 

感想

30話構成のキリがいい話数かつ、

それなりに短めなストーリー構成でした。

 

話としてはギャグ多めの感動ストーリーという感じです。

本作の主人公である池輝のナルシストっぷりと調子に乗りやすい性格は

傍から見ていて物凄くハラハラさせられるのですが

少しずつ周りの皆ともそれなりに打ち解けいい感じに最終回を迎えていました。

ただ、「これから面白くなるぞ!」という名残惜しい終わらせ方だったので

あと1話分だけでもいいので、池輝達のその後の話が読みたいところでもあります。

 

アカスラー(アカスリのプロ)という言葉をこの漫画で初めて知りました。

(実在する単語かどうかわかりませんが、検索したら一応出てきました)

 

この漫画の凄いところは「アカスリ」というテーマでドラマチックな話を

ちゃんと良い作品として一本描きあげたというところだと思います。

ギャグとしてもしっかり面白かったです。

「アカスリ」をメインテーマとして扱った作品は私史上初めてのものだったので

そういう意味でも興味深い作品でした。

 

本編で出てくるアカスラー達もそれぞれ、とてもかっこいいんですよね。

アカスリバトルを描いた漫画家なんて、今までにいるのだろうか。

 

この作品を読んでいると、垢を擦られている人たちが本当に気持ちよさそうで

物凄くアカスリを体験したくなります。

 

 

おわり。